フリーランスエンジニアにとって、どのフリーランスエージェントのしかもどの担当者と関係を構築するかはとても重要です。そこで今回は担当者を選ぶ際にチェックしていただきたいたった5つのポイントについてまとめます。ご自身のエージェントが条件を満たしているかぜひチェックしてみてください。
エージェント担当者と面談
フリーランスエージェントに登録をすると、まずはエージェントの担当者とTEL又は対面で面談になります。担当者は、エージェントによっては、コーディネータやコンサルタントなどと呼ばれています。担当者と面談を行い、参画したいプロジェクトの意向を伝え、見合う案件を紹介してもらうというフローが一般的です。
担当者に期待すること
私が担当者に期待することは5つあります。これら5つのポイントが満たされているかをぜひチェックしてみる必要があります。
希望を理解してある程度コチラの利益に貢献してくれる
面談時に当然、次のプロジェクトに期待することを希望として伝えると思います。当然、担当者は、『なるほどわかりました』と同調してくれることでしょう。そして、その場でかのちほどかにあなたに見合うプロジェクト情報をお送りしてくれると思います。
そして、ぜひこの時に注意をして欲しいと思います。本当にあなたが伝えた内容のプロジェクトが提案されておりますか。
それは、単金であったり細かい要望であったり。
多くのフリーランスエージェントの担当者は以下の2つの案件をオススメしてくることでしょう。
・会社として注力している案件
これは、エージェント会社として利益が大きい案件であったり、担当者が上司から急かされている案件であったりします。
伝えた要望が少しでも合っていればとりあえず提案してくると思いますので、丁重にお断りをした方が良いでしょう。
・レベルを落として受かりやすい案件
ノルマで新規数が課せられているため、早く決めて次のエンジニアさんの対応をしたいのでしょう。
以前、私がコンサルをした方で、『今まで面談で落ちたことはなかったけど、橘さんが紹介してくれる案件は単金は高いけど落ちますね』とおっしゃっていました。結局この方は単金が大幅アップして参画が決定しましたが、これは完全に受かりやすい案件を紹介してくれていただけの例だと思います。
もちろん、エージェント会社の営業としてこれらの要素をゼロにしろとは言いませんが、提案された内容に少しでも違和感を覚えたら、やめておいた方が良いでしょう。
面談時にどのようなことを聞かれるか事前に把握して教えてくれる
商流にもよりますが、面談時には担当者がスキルシートを持ってきて同席することもあると思います。
担当者はスキルシートを持ってくるだけが仕事じゃ困ります。
面談時に何を聞かれるのか?なんて答えればいいのか?まで事前に教えといてくれる担当者がいいと思います。
それぐらいのリサーチ力は持っていてもらいたいものです。
程よく意訳してくれる
プロジェクトに参画していると、参画先と意思の疎通をする必要が出てきます。例えば何か軽いトラブルになった時など、プロジェクトサイドから営業を経由してあなたに改善要望を上げてくることもあるでしょう。
その時など、何も考えていない担当者は言われたことをそのまま伝えてくるので、言っていることが意味不明だったり、それ聞かなくてもわかるよねと思うような内容も聞いてきたりします。その担当者の頭の中は、XXということを聞いてくれと言われたからそのまま、コピペなどしてメール投げてきたりします。そんなオウムのような担当者はやめておいた方が良いでしょう。
フットワークが軽い
これも大事な要素だと思います。簡単に言えばレスポンスが遅い担当者はやめておきましょう。こちらからTELを入れておいて、折り返しが当日中にないことが何度も続くようであればそれは困ってしまいます。
あとは、話の回収が遅い場合なども同様です。あなたが、営業担当を経由してプロジェクト先に何かを尋ねてもらっても、いっこうに回答が帰ってこないことが多い担当者もちょっと信用はできないという印象を持ってしまいます。
フィーリングが合う
一言で言うならば
ちゃんと頭がついている
頭がついているにもかかわらず、頭がついていないような担当者は大勢おりますので注意が必要です。
巡り合えない場合の対応方法
素直に担当を変えてもらう
エージェントを変える
多くの担当者に会ってみる
フリーランス仲間に相談する
フリーランスコンサルタントに相談する
最後に
いかがでしたでしょうか、エージェント選びより重要な担当者選びについて見てきました。あなたの担当者は5つの条件を満たしていましたか。もし満たしておらず、コミュニケーションがとりづらいと感じているようでしたら、担当を変えるか他のエージェントに登録してみるのもいいかもしれません。
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